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冬から春、春から夏、夏から秋、秋から冬と季節は移り変わっていきますが、季節の変わり目には肌の調子が悪くなるもの。 肌がカサついたり、ゴワついたり、肌が硬くなったような感じがすることもあります。 湿度が低くなる秋から春にかけては、その変調が際立って出ることも。湿度が低いため空気によって肌の水分を奪われるため、このような現象がおきやすくなります。 さらに春が近づくにつれ紫外線量も多くなり、紫外線の影響も無視できなくなります。 このような肌にお勧めなのがバリア機能をアップするためのセラミドスキンケア。 肌のバリア機能は、外部からの異物進入を阻止するだけではなく、肌内部からの水分蒸発も抑える役目を担っています。季節の変わり目、体調がすぐれないとき、学校や職場、家庭環境でのストレスによっても肌は敏感に反応して、バリア機能が低下します。 バリア機能が低下すると、肌の乾燥だけなく、刺激にも肌が敏感に反応するようになり、肌トラブルが長引く原因となります。 バリア機能を向上させて、ストレスや環境変化に耐える強い肌作りには、まずバリア成分を肌に補うことが一番効果的となります。
肌には、皮脂腺から分泌される皮脂と角層細胞で作られ細胞と細胞の間を埋めている細胞間脂質の2種類があります。皮脂腺から皮脂は肌を滑らかにしますが、多すぎるとテカリや化粧崩れ、ニキビの原因にも。ニキビ対策として洗顔が推奨されますが、それは皮脂腺由来の皮脂が細菌の温床となりやすく、洗顔により汚れた皮脂を除去して肌を清潔に保つ必要があるからです。 一方、保湿やバリア機能を担うのは、肌の中に存在する細胞間脂質となります。角層細胞内で作られ、細胞が上層に移動する段階で放出され、細胞と細胞の間を満たしていきます。細胞と細胞の間に存在する細胞間脂質は、内部からの水分蒸発を抑えると共に、外部からの異物侵入を阻止します。そのため、細胞間脂質をバリア成分とも呼びます。細胞間脂質が不足すると、バリア構造に穴が開き、そこから水分が蒸発し、バリア機能も脆くなります。細胞間脂質が十分に存在し、細胞の隙間を埋めることで、肌の内側からの水分蒸発や外部からの物質の進入を防ぐことができるのです。 細胞間脂質構成成分は以下の通りとなり、主にセラミドからなる成分です。
セラミドはこの細胞間脂質の中で50%を占める成分です。細胞間脂質は、他にコレステロールや遊離脂肪酸などがありますが、コレステロールと遊離脂肪酸はそれほど不足する成分ではありません。
セラミドには主にヒト型セラミドタイプ(化粧品にはセラミド1、セラミド2とセラミドの表示名称がつきます)と味の素や花王が開発した擬似セラミドの2種類があります。 浸透湿潤セラミドはセラミドの化学構造を模倣して作られ、ヒト型セラミドと同様に脂肪酸やコレステロールなどの成分と一緒に肌の中でラメラ液晶構造となり、ヒト型セラミドと同じ働きを持つものが開発されています。 バリア能力としては、浸透湿潤セラミドは若干ヒト型セラミドより劣りますが、ヒト型セラミドに比べて使用感がよいという特徴があります。そのため、10万円もする化粧品にもヒト型セラミドではなく、浸透湿潤セラミドが採用されているケースもあり、必ずしもヒト型が優れているとも言い切れません。 なお、皮膚にあるセラミドは主に7種類あります。特に重要なのはセラミド1、セラミド2、セラミド3となります。セラミド1は、ラメラ液晶構造を安定化させるためのセラミドで、バリア機能を維持する成分として重要なセラミドとなります。セラミド2とセラミド3は、保湿効果の高いセラミドとなります。特にセラミド2は皮膚のセラミドの中で2割を占めるセラミドとなります。 セラミドを単独で補うか、複合的に補う方が良いのか意見が分かれるところです。セラミドは肌質や肌の状態により不足する種類が異なりますが、不足しやすくなるセラミドとしてはセラミド2、セラミド3が挙げられ、セラミド配合化粧品にはこのどちらかが使用されているケースが多く見受けられます。
アトピー性皮膚炎の特徴はセラミドの低下が起こること。セラミドが不足して、バリア機能が低下すると、ドライスキンとり、かゆみが生じます。かゆみのために肌を掻くことで、(セラミドが詰まった)角層を爪で剥がすことにもなり、バリア機能がさらに低下していくという悪循環に陥ります。バリアが不足した皮膚には白色ワセリンでの保護が効果的なため、ワセリンを肌に塗りますが、浸透湿潤セラミド等も一緒に補うことで、少しでもバリア不足を補い、皮膚の保護を行うことは重要なスキンケアとなります。
赤ちゃんは生まれたてはお母さんからのホルモンを受け継いで皮脂がたくさん出て肌が乾燥から守られています。しかし、生後2ヶ月も経つとそのホルモンの影響も薄れ次第に乾燥肌へと変わります。 しかも赤ちゃんの皮膚は大人の半分以下の薄さ。乾燥はだんだんとひどくなることもあります。 赤ちゃん〜小学生くらいまではバリア機能が弱く、肌が乾燥しやすくなります。 幼児は、肌乾燥すると掻きむしり、余計肌荒れが進行することも。 かゆみを止めるためにステロイド剤を長期に使用する事態にもなりかねません。 ワセリンを使用するケアも保湿効果があり、乾燥対策となりますが、ここでお勧めしたいのはバリアの要となるセラミドを補うこと。
浸透湿潤セラミド100%のディープトリートメントオイルなら、さまざまな植物オイルと混ぜてご使用いただけます。 防腐剤無添加で、オリーブオイルやホホバオイルに10%程度混ぜてもしっかりとした乾燥対策になります。 ワセリンでのケアも悪くありませんが、肌内部の水分保持や外部からの刺激が肌に入ることを防ぐセラミドもケアに取り入れられたらどうでしょうか。
国内最高峰濃度であるヒト型セラミドを4.5%配合した乳液。しっとりとした使用感で肌に必要なバリア成分を補います。一般的なセラミド配合乳液では物足りない方におすすめの高濃度セラミド配合乳液です
コクのある浸透湿潤セラミド原液。お手持ちの乳液やジェル、クリームと混ぜてお使いいただけます。植物オイルと混ぜて、任意のセラミド濃度で、トリートメントオイルの作成が可能です。セラミドケアが必要なアトピーの方にもリーズナブルにお使いいただけます。肌だけでなく、唇や髪にも使用可能で、艶を与えます。 (原液でそのまま使うというより、何かにプラスして使うというアイテムです)
浸透湿潤セラミドを10%配合し、超高圧乳化装置を用いて、粒子が小さなナノ乳化させたものです。高濃度の浸透湿潤セラミドを配合していながら、浸透性が高いためべとつかずさっぱりとした使用感が特徴。乳化粒子が小さい為、角層への浸透性に優れ、インナードライ対策にも有効な商品です。乳化剤も大豆に含まれるレシチンを使用し、乳化剤の安全性にも配慮しています。
ヒト型セラミドを使用した原液タイプ。セラミド以外にもコレステロール等を配合して、セラミドだけでなく角層のバリア成分そのものを補うことに注目した製品。ヨーロッパの企業が開発したセラミド複合体の原液です。この製品の特徴は、なんと言っても数多くの化粧品会社のセラミドケア商品に採用されていること。化粧品会社からもこの製品を数パーセント配合しただけで、30mlで4千円も5千円の商品に化ける優秀な製品と認識されています。
高濃度ビタミンC誘導体では刺激を感じる方におすすめの美白化粧水です。 メラニンの生成を抑え、肌を明るくする美白成分を2種類配合し、うるおいを与えながら、肌をケアしていきます。
しっとりとした使用感が特徴。保湿力が高く、エイジケア成分をナノカプセルにして配合しました。浸透型アミノ酸等のうるおい成分やEGF、植物エキスが肌の中へすばやく浸透。ブライトニングは他の商品に任せて、保湿とエイジケアを重視したい方にお勧めの商品です。
セラミド細胞間脂質だけでなく、皮脂類似脂質、細胞膜類似脂質の3種類の重要な脂質を補います。シンエイクや各種美容成分を満載したナノカプセルが肌の中へ浸透し、ハリとツヤを与えます。肌に重要な成分を補い、保湿とエイジケアを重視した商品です。
エイジングケアには定番のレチノール誘導体及びレチノイン酸誘導体を配合。さらに肌のハリを与えるペプチド成分として、EGFをはじめ各種ペプチド成分を配合。保湿対策として、セラミドの他、8種類のアミノ酸を配合し、細胞間脂質と角層由来のヒト型保湿因子NMFを丸ごと補える美容ジェルです。油溶性ビタミンC誘導体も6%配合し、肌の透明感をアップさせます。
ラウロイル乳酸ナトリウムは、ヤシ油と乳酸から合成され、水により分解され、乳酸とヤシ油脂肪酸に分かれることが特徴の安全性が高い乳化剤です。この乳化剤を作るメーカーは日本にはなく、海外のメーカーがもっぱら製造しています。主にセラミドを乳化するために使われ、ほとんどすべてがリペアエッセンス(セラミド複合体原液)を採用している製品に使用されています。 そのため、美容液や乳液などにこの「ラウロイル乳酸ナトリウム」という成分名があれば、リペアエッセンスを配合して、化粧品が作られていると推測可能です。また、その配合量もラウロイル乳酸ナトリウムの表示順を見ればある程度、推定でき、水、グリセリン、BG、ヘキサンジオール、ラウロイル乳酸ナトリウム、セラミド1、セラミド3、セラミド6、コレステロール、カルボマー、キサンタンガム、メチルパラベンという商品なら、その化粧品はリペアエッセンスを20%以下で配合していることを推測できます。 *ヘキサンジオールは、皮膚刺激の観点から通常2%以下で配合されるため、ヘキサンジオールより後の成分は、2%以下の配合量であることが推定できます。 また、美容液やジェルなどの化粧品で水、グリセリン、ヘキサンジオール、セラミド1、セラミド3、セラミド6・・・、ラウロイル乳酸ナトリウムという成分順で、ラウロイル乳酸ナトリウムの表示場所がセラミドより後なら、リペアエッセンスの配合量はかなり少なく、ほとんど配合されていない可能性も考えられます。 ※リペアエッセンスという製品の性質上、ラウロイル乳酸ナトリウムが最も配合量が多いため、セラミドより配合量が少なくみえるように表示されている場合、リペアエッセンスの配合量はかなり低いと推定できます。 セラミド配合を売り物にする商品を見極める際には、「ラウロイル乳酸ナトリウム」の表示位置が大変重要となります。
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冬から春、春から夏、夏から秋、秋から冬と季節は移り変わっていきますが、季節の変わり目には肌の調子が悪くなるもの。
肌がカサついたり、ゴワついたり、肌が硬くなったような感じがすることもあります。
湿度が低くなる秋から春にかけては、その変調が際立って出ることも。湿度が低いため空気によって肌の水分を奪われるため、このような現象がおきやすくなります。
さらに春が近づくにつれ紫外線量も多くなり、紫外線の影響も無視できなくなります。
このような肌にお勧めなのがバリア機能をアップするためのセラミドスキンケア。
肌のバリア機能は、外部からの異物進入を阻止するだけではなく、肌内部からの水分蒸発も抑える役目を担っています。季節の変わり目、体調がすぐれないとき、学校や職場、家庭環境でのストレスによっても肌は敏感に反応して、バリア機能が低下します。
バリア機能が低下すると、肌の乾燥だけなく、刺激にも肌が敏感に反応するようになり、肌トラブルが長引く原因となります。
バリア機能を向上させて、ストレスや環境変化に耐える強い肌作りには、まずバリア成分を肌に補うことが一番効果的となります。
細胞間脂質とセラミド
肌には、皮脂腺から分泌される皮脂と角層細胞で作られ細胞と細胞の間を埋めている細胞間脂質の2種類があります。皮脂腺から皮脂は肌を滑らかにしますが、多すぎるとテカリや化粧崩れ、ニキビの原因にも。ニキビ対策として洗顔が推奨されますが、それは皮脂腺由来の皮脂が細菌の温床となりやすく、洗顔により汚れた皮脂を除去して肌を清潔に保つ必要があるからです。
一方、保湿やバリア機能を担うのは、肌の中に存在する細胞間脂質となります。角層細胞内で作られ、細胞が上層に移動する段階で放出され、細胞と細胞の間を満たしていきます。細胞と細胞の間に存在する細胞間脂質は、内部からの水分蒸発を抑えると共に、外部からの異物侵入を阻止します。そのため、細胞間脂質をバリア成分とも呼びます。細胞間脂質が不足すると、バリア構造に穴が開き、そこから水分が蒸発し、バリア機能も脆くなります。細胞間脂質が十分に存在し、細胞の隙間を埋めることで、肌の内側からの水分蒸発や外部からの物質の進入を防ぐことができるのです。
細胞間脂質構成成分は以下の通りとなり、主にセラミドからなる成分です。
細胞間脂質の構成
セラミドはこの細胞間脂質の中で50%を占める成分です。細胞間脂質は、他にコレステロールや遊離脂肪酸などがありますが、コレステロールと遊離脂肪酸はそれほど不足する成分ではありません。
化粧品で配合されるセラミド
セラミドには主にヒト型セラミドタイプ(化粧品にはセラミド1、セラミド2とセラミドの表示名称がつきます)と味の素や花王が開発した擬似セラミドの2種類があります。
浸透湿潤セラミドはセラミドの化学構造を模倣して作られ、ヒト型セラミドと同様に脂肪酸やコレステロールなどの成分と一緒に肌の中でラメラ液晶構造となり、ヒト型セラミドと同じ働きを持つものが開発されています。
バリア能力としては、浸透湿潤セラミドは若干ヒト型セラミドより劣りますが、ヒト型セラミドに比べて使用感がよいという特徴があります。そのため、10万円もする化粧品にもヒト型セラミドではなく、浸透湿潤セラミドが採用されているケースもあり、必ずしもヒト型が優れているとも言い切れません。
なお、皮膚にあるセラミドは主に7種類あります。特に重要なのはセラミド1、セラミド2、セラミド3となります。セラミド1は、ラメラ液晶構造を安定化させるためのセラミドで、バリア機能を維持する成分として重要なセラミドとなります。セラミド2とセラミド3は、保湿効果の高いセラミドとなります。特にセラミド2は皮膚のセラミドの中で2割を占めるセラミドとなります。
セラミドを単独で補うか、複合的に補う方が良いのか意見が分かれるところです。セラミドは肌質や肌の状態により不足する種類が異なりますが、不足しやすくなるセラミドとしてはセラミド2、セラミド3が挙げられ、セラミド配合化粧品にはこのどちらかが使用されているケースが多く見受けられます。
アトピーとセラミド
アトピー性皮膚炎の特徴はセラミドの低下が起こること。セラミドが不足して、バリア機能が低下すると、ドライスキンとり、かゆみが生じます。かゆみのために肌を掻くことで、(セラミドが詰まった)角層を爪で剥がすことにもなり、バリア機能がさらに低下していくという悪循環に陥ります。バリアが不足した皮膚には白色ワセリンでの保護が効果的なため、ワセリンを肌に塗りますが、浸透湿潤セラミド等も一緒に補うことで、少しでもバリア不足を補い、皮膚の保護を行うことは重要なスキンケアとなります。
赤ちゃんは生まれたてはお母さんからのホルモンを受け継いで皮脂がたくさん出て肌が乾燥から守られています。しかし、生後2ヶ月も経つとそのホルモンの影響も薄れ次第に乾燥肌へと変わります。 しかも赤ちゃんの皮膚は大人の半分以下の薄さ。乾燥はだんだんとひどくなることもあります。 赤ちゃん〜小学生くらいまではバリア機能が弱く、肌が乾燥しやすくなります。
幼児は、肌乾燥すると掻きむしり、余計肌荒れが進行することも。 かゆみを止めるためにステロイド剤を長期に使用する事態にもなりかねません。 ワセリンを使用するケアも保湿効果があり、乾燥対策となりますが、ここでお勧めしたいのはバリアの要となるセラミドを補うこと。
浸透湿潤セラミド100%のディープトリートメントオイルなら、さまざまな植物オイルと混ぜてご使用いただけます。 防腐剤無添加で、オリーブオイルやホホバオイルに10%程度混ぜてもしっかりとした乾燥対策になります。
ワセリンでのケアも悪くありませんが、肌内部の水分保持や外部からの刺激が肌に入ることを防ぐセラミドもケアに取り入れられたらどうでしょうか。
目的別お勧め商品
セラミド以外にバリア成分そのものを補いたい
ナノライズジェル
唇や髪の保護や艶を与えたい
トリートメントオイル
角層の奥が乾燥する感じがあるインナードライ対策を行いたい
ローション
ローション
クリーム
手作り化粧品に使用したい
トリートメントオイル
セラミドミルク
ヒト型セラミド配合量約4.5%
国内最高峰濃度であるヒト型セラミドを4.5%配合した乳液。しっとりとした使用感で肌に必要なバリア成分を補います。
一般的なセラミド配合乳液では物足りない方におすすめの高濃度セラミド配合乳液です
ディープトリートメントオイル
浸透湿潤セラミドタイプ セラミド配合量100%
コクのある浸透湿潤セラミド原液。お手持ちの乳液やジェル、クリームと混ぜてお使いいただけます。植物オイルと混ぜて、任意のセラミド濃度で、トリートメントオイルの作成が可能です。セラミドケアが必要なアトピーの方にもリーズナブルにお使いいただけます。肌だけでなく、唇や髪にも使用可能で、艶を与えます。
(原液でそのまま使うというより、何かにプラスして使うというアイテムです)
ナノエマルジョン
浸透湿潤セラミドタイプ セラミド配合量約10%
浸透湿潤セラミドを10%配合し、超高圧乳化装置を用いて、粒子が小さなナノ乳化させたものです。高濃度の浸透湿潤セラミドを配合していながら、浸透性が高いためべとつかずさっぱりとした使用感が特徴。乳化粒子が小さい為、角層への浸透性に優れ、インナードライ対策にも有効な商品です。乳化剤も大豆に含まれるレシチンを使用し、乳化剤の安全性にも配慮しています。
リペアエッセンス
ヒト型セラミドタイプ(セラミド1、3、6)
ヒト型セラミドを使用した原液タイプ。セラミド以外にもコレステロール等を配合して、セラミドだけでなく角層のバリア成分そのものを補うことに注目した製品。ヨーロッパの企業が開発したセラミド複合体の原液です。この製品の特徴は、なんと言っても数多くの化粧品会社のセラミドケア商品に採用されていること。化粧品会社からもこの製品を数パーセント配合しただけで、30mlで4千円も5千円の商品に化ける優秀な製品と認識されています。
薬用モイスチャーローション
高濃度ビタミンC誘導体では刺激を感じる方におすすめの美白化粧水です。 メラニンの生成を抑え、肌を明るくする美白成分を2種類配合し、うるおいを与えながら、肌をケアしていきます。
エッセンスローション
しっとりとした使用感が特徴。保湿力が高く、エイジケア成分をナノカプセルにして配合しました。浸透型アミノ酸等のうるおい成分やEGF、植物エキスが肌の中へすばやく浸透。ブライトニングは他の商品に任せて、保湿とエイジケアを重視したい方にお勧めの商品です。
フェイスクリーム
セラミド細胞間脂質だけでなく、皮脂類似脂質、細胞膜類似脂質の3種類の重要な脂質を補います。シンエイクや各種美容成分を満載したナノカプセルが肌の中へ浸透し、ハリとツヤを与えます。肌に重要な成分を補い、保湿とエイジケアを重視した商品です。
アクアナノライズジェル
エイジングケアには定番のレチノール誘導体及びレチノイン酸誘導体を配合。さらに肌のハリを与えるペプチド成分として、EGFをはじめ各種ペプチド成分を配合。保湿対策として、セラミドの他、8種類のアミノ酸を配合し、細胞間脂質と角層由来のヒト型保湿因子NMFを丸ごと補える美容ジェルです。油溶性ビタミンC誘導体も6%配合し、肌の透明感をアップさせます。
ラウロイル乳酸ナトリウムは、ヤシ油と乳酸から合成され、水により分解され、乳酸とヤシ油脂肪酸に分かれることが特徴の安全性が高い乳化剤です。この乳化剤を作るメーカーは日本にはなく、海外のメーカーがもっぱら製造しています。主にセラミドを乳化するために使われ、ほとんどすべてがリペアエッセンス(セラミド複合体原液)を採用している製品に使用されています。
そのため、美容液や乳液などにこの「ラウロイル乳酸ナトリウム」という成分名があれば、リペアエッセンスを配合して、化粧品が作られていると推測可能です。また、その配合量もラウロイル乳酸ナトリウムの表示順を見ればある程度、推定でき、水、グリセリン、BG、ヘキサンジオール、ラウロイル乳酸ナトリウム、セラミド1、セラミド3、セラミド6、コレステロール、カルボマー、キサンタンガム、メチルパラベンという商品なら、その化粧品はリペアエッセンスを20%以下で配合していることを推測できます。
*ヘキサンジオールは、皮膚刺激の観点から通常2%以下で配合されるため、ヘキサンジオールより後の成分は、2%以下の配合量であることが推定できます。
また、美容液やジェルなどの化粧品で水、グリセリン、ヘキサンジオール、セラミド1、セラミド3、セラミド6・・・、ラウロイル乳酸ナトリウムという成分順で、ラウロイル乳酸ナトリウムの表示場所がセラミドより後なら、リペアエッセンスの配合量はかなり少なく、ほとんど配合されていない可能性も考えられます。
※リペアエッセンスという製品の性質上、ラウロイル乳酸ナトリウムが最も配合量が多いため、セラミドより配合量が少なくみえるように表示されている場合、リペアエッセンスの配合量はかなり低いと推定できます。
セラミド配合を売り物にする商品を見極める際には、「ラウロイル乳酸ナトリウム」の表示位置が大変重要となります。